妖精のさえずり ～ウィスパーテンプテーション～

人間と幻想の世界の生き物達。
それらが共存する場所ならば、軋轢が生じるのも無理はありません。

あなたは村の仲間達と決めたトロール討伐に出向きます。
乗り気ではなくいやいやと。

しかし村の掟は絶対です。
何か腑に落ちない気持ちでいるあなた。
そんなあなたの心を惑わす一輪の可憐な妖精が耳をくすぐります。


——お兄ちゃん……お願い……トロール退治なんか駄目。


心の綺麗な人間にだけ見える妖精。
妖精はそれを見越してあなたに妖しい誘いをかけてきます。


——お兄ちゃん、私のいうこと聞いて……ほら。


必死で振り払おうとしても、妖精はあなたの頭の周りを悠々と飛び回ります。
妖精の優しい声だけが聞こえます。
耳に何度も吸い付かれて、しだいに抵抗できなくなります。


——もっと……奥まで……ふふ♪　もっと……もっと……。


甘い嬌声の魅了振動で心のバリケードはやすやすと溶かされます。
そんなこと……絶対に駄目なのに。
でも抵抗できない……堕ちてしまいたい。

あなたは躊躇しながらも、最後には妖精を受け入れてしまいます。
背徳的なさえずりで身を焦がしながらも、あなたは妖精の虜になっていることでしょう。


ささやき×色仕掛け。
一瞬でもふっと気を抜いたらもう手遅れ。
脳内を鋭敏に○すささやきダーク色仕掛け淫語。


作品内容
本編　29:21
おまけ　安眠ささやき(左耳と右耳ver収録)　5:29
　
ボイス　紅月ことね様
イラスト　miyai_max様